とんでも無く遠い場所だと思っていました。
でも行ってみれば電車で乗り換え3回だけで1時間半位で到着です。
鷲爪太郎さんがコメント欄で情報を下さったSIEGFRIED EICHHORN(ジークフリート・アイヒホーン)のギターを試奏するため、東所沢まで行って来ました。
ちなみに、サラリーマン時代に職場が一緒だった経理の女性の体験で、小学生の時に東所沢へ引っ越した当日に、家の裏の小川を子豚が泳いでくのを目撃して、「東所沢ってとんでもない所だ!!」ってショックを受けたそうです。
さて、肝心のSIEGFRIED EICHHORNのギターですが、ギターショップでは無く、全国展開している大手リユースショップの東所沢店にありました。
![]()
意外とボディがデカいギターです。
弦長は653mm位なので、まあ普通です。
SIEGFRIED EICHHORNは旧東ドイツ系の製作家で1930年生まれ、2009年没
楽器は1960年代から2000年代初め位までネットで確認しました。
東ドイツの製作家ですから製作本数は多いはずだと思うのですが、ネットで検索してもヒットするギターは数本だけです。
私も今回初めて現物に出会えました。
この方の演奏をYouTubeで聞いて、落ち着いた穏やかな音色を出せるSIEGFRIED EICHHORNのギターに興味を覚えていました。
![]()
今回のギターはこのファニーな絵のラベルが貼られているので、1960年代~1970年代前半の楽器との事。
![]()
裏板は中央の色が濃くなっている良い感じのローズウッド。
![]()
口輪も落ち着いた渋いデザイン。
良いですねえ。
![]()
糸巻きはオリジナルでは無いかも?
とりあえず機能していますので、変えずに済みそうです。
軸間36mmなので気楽に交換出来ないのです。
![]()
ヘッドの彫刻。
パスカルやヤコピに比べると、東ドイツの物は彫りが浅くて地味です。
もっとコテコテのが欲しい!!!
このギターは数年間、湿度管理されていない店内に放置されていた状態のため、表面板は数カ所大きく割れて裏板ももしかして剥がれ掛けているかも?って状態です。
![]()
![]()
値札にも「ジャンク」って書いてあったけれども、値段はジャンク価格では無く普通のお値段が書いてありました。
この段階で購入は無いと判断しましたが、せっかく東所沢まで来たので、とりあえず試奏はしました。
ギターは深い眠りに堕ちている状態。
これに数年間張りっぱなしのボロボロの弦が張ってあります。
最初はまったく鳴らない。
反応が鈍く、小さく貧相なボケた音がボソボソと鳴るだけ。
特に1弦は酷かったかな。
30分位弾いているうちに少し目覚めてきて、低音は大きなボディから良い感じで鳴ってきました。
高音もだんだんと芯が出来ています。
完全に目覚めれば、音量もかなり出そうです。
スパニッシュ要素ゼロで、19世紀ギターからトーレスを経ずに直接モダンギターへ進化した東ドイツ特有のギターです。
なんだか凄く魅力的なギターに感じてしまった。
店長に「修理代が大きく掛かるかかるから、もっと安くないと購入は無理」って試しに言ってみたら、そこそこお値引きしてくれました。
お持ち帰り決定です。
アホだ、、、、、
ギター本体の価格は、シェラーの糸巻きのお値段よりも安くなったから良いか。
などと自分に言い訳したりする。
家に帰ってから、弦を張り替えるついでに内部の写真を撮りました。
![]()
![]()
ファンブレーシングでは無い。
ほとんどアコースティックギターですなあ。
さすが旧東ドイツのギターです。
でも行ってみれば電車で乗り換え3回だけで1時間半位で到着です。
鷲爪太郎さんがコメント欄で情報を下さったSIEGFRIED EICHHORN(ジークフリート・アイヒホーン)のギターを試奏するため、東所沢まで行って来ました。
ちなみに、サラリーマン時代に職場が一緒だった経理の女性の体験で、小学生の時に東所沢へ引っ越した当日に、家の裏の小川を子豚が泳いでくのを目撃して、「東所沢ってとんでもない所だ!!」ってショックを受けたそうです。
さて、肝心のSIEGFRIED EICHHORNのギターですが、ギターショップでは無く、全国展開している大手リユースショップの東所沢店にありました。

意外とボディがデカいギターです。
弦長は653mm位なので、まあ普通です。
SIEGFRIED EICHHORNは旧東ドイツ系の製作家で1930年生まれ、2009年没
楽器は1960年代から2000年代初め位までネットで確認しました。
東ドイツの製作家ですから製作本数は多いはずだと思うのですが、ネットで検索してもヒットするギターは数本だけです。
私も今回初めて現物に出会えました。
この方の演奏をYouTubeで聞いて、落ち着いた穏やかな音色を出せるSIEGFRIED EICHHORNのギターに興味を覚えていました。

今回のギターはこのファニーな絵のラベルが貼られているので、1960年代~1970年代前半の楽器との事。

裏板は中央の色が濃くなっている良い感じのローズウッド。

口輪も落ち着いた渋いデザイン。
良いですねえ。

糸巻きはオリジナルでは無いかも?
とりあえず機能していますので、変えずに済みそうです。
軸間36mmなので気楽に交換出来ないのです。

ヘッドの彫刻。
パスカルやヤコピに比べると、東ドイツの物は彫りが浅くて地味です。
もっとコテコテのが欲しい!!!
このギターは数年間、湿度管理されていない店内に放置されていた状態のため、表面板は数カ所大きく割れて裏板ももしかして剥がれ掛けているかも?って状態です。


値札にも「ジャンク」って書いてあったけれども、値段はジャンク価格では無く普通のお値段が書いてありました。
この段階で購入は無いと判断しましたが、せっかく東所沢まで来たので、とりあえず試奏はしました。
ギターは深い眠りに堕ちている状態。
これに数年間張りっぱなしのボロボロの弦が張ってあります。
最初はまったく鳴らない。
反応が鈍く、小さく貧相なボケた音がボソボソと鳴るだけ。
特に1弦は酷かったかな。
30分位弾いているうちに少し目覚めてきて、低音は大きなボディから良い感じで鳴ってきました。
高音もだんだんと芯が出来ています。
完全に目覚めれば、音量もかなり出そうです。
スパニッシュ要素ゼロで、19世紀ギターからトーレスを経ずに直接モダンギターへ進化した東ドイツ特有のギターです。
なんだか凄く魅力的なギターに感じてしまった。
店長に「修理代が大きく掛かるかかるから、もっと安くないと購入は無理」って試しに言ってみたら、そこそこお値引きしてくれました。
お持ち帰り決定です。
アホだ、、、、、
ギター本体の価格は、シェラーの糸巻きのお値段よりも安くなったから良いか。
などと自分に言い訳したりする。
家に帰ってから、弦を張り替えるついでに内部の写真を撮りました。


ファンブレーシングでは無い。
ほとんどアコースティックギターですなあ。
さすが旧東ドイツのギターです。