今回はジストニアの症状(右指の巻き込み)を緩和するためのリハビリのお話です。
前回書いた3つの原因
①右指を動かす筋肉が硬化し動かなくなっている。使いすぎ症候群です。
②筋収縮が起こり右指が巻き込んでくる。ジストニアです。
③ジストニアの症状に備えて無意識に力が入り筋肉を硬直させている。無駄な力が入っているってやつです。
このうち②と③をセットで何とかしていこうって試みです。
使い過ぎ症候群の筋肉のトラブルはまだまだ残っています。
この筋肉トラブルの治療は今後も続けていかないとなりません。
それでも鍼治療を続けていた頃に比べるとずいぶんと良くなってきています。
自分の体(筋肉)の状態がある程度は感じられる位には回復していきています。
自分で感じ取れるって事が大事です。
以前は指の巻き込みが起きても収縮している筋肉の状態を感じ取る事が出来ませんでした。
感覚が麻痺している状態ではリハビリのやりようがありません。
さてリハビリですが何をするのかと言うと単純に基礎練習をやるだけです。
連続する和音→アルペジオ→アポヤンドで連続する単音→スケール
アルペジオは全部で18パターン
毎日のルーティンワークでやります。
筋収縮のスイッチが入らない様にひたすらゆっくりと小さな音で弱いタッチでやります。
ゆっくり弾くので最初は1時間位掛っていました。
毎日毎日繰り返していると段々とスピードを上げて右手のタッチを強くしても筋収縮のスイッチが入らなくなってきます。
今は同じ内容で45分位で終わります。
少しづつですが成果は出てきています。
あと2~3年じっくりとリハビリしていけば普通に指が動く様になるのでは???などと思っています。
リハビリとは別に大きな効果が上がっている事があります。
アンドーヴァー
10月に講習会を受けた後は月に一度のレッスンを受けています。
まだレッスンは2回しか受けていませんが驚く位に指が動く様になって来ています。
基本的には関節の正しい位置と動きを覚えて姿勢と体の動かし方を矯正していくって事だと思うのですが、、、、
最初の自分の頭の重さを重心で支えられる姿勢で練習をしただけで自覚出来る位ジストニアの症状が軽減しました。
何だろう???
頭の重さを支えるために無意識に上半身が硬直してしまっていた様です。
上半身の硬直を解除する事で多少なりとも筋肉が自由に動く様になったって事だと思うのですが。。。。
そして次に習った指の動きは意識せずに指先の弦を捉える感覚を意識してギターを弾く。
弦に右指先が触れた瞬間に1~2ミリ程度弦を押してから滑らせて弦を弾く感覚のみを意識して弾く。
これが驚く程の効果がありました。
ジストニアの筋収縮が起きるスイッチが入らない。
今までは右指を正しく動かしてその先に弦があって弾く感覚だと何故か筋収縮のスイッチが入ってしまいます。
何故筋収縮のスイッチが入らないのか理由は分からないのですが、指の調子が良い時は自分がジストニア持ちである事を忘れてしまう位です。
まだまだ右指を動かす何種類かの決まったパターンでは必ずジストニアの症状が起きてしまいますが、リハビリの基礎練習とアンドーヴァーの相乗効果で徐々に症状が軽減されて来ています。
次は「めずらしく真面目にジストニアの話」の最終回です。
ジストニア対策の補助の道具のお話です。
前回書いた3つの原因
①右指を動かす筋肉が硬化し動かなくなっている。使いすぎ症候群です。
②筋収縮が起こり右指が巻き込んでくる。ジストニアです。
③ジストニアの症状に備えて無意識に力が入り筋肉を硬直させている。無駄な力が入っているってやつです。
このうち②と③をセットで何とかしていこうって試みです。
使い過ぎ症候群の筋肉のトラブルはまだまだ残っています。
この筋肉トラブルの治療は今後も続けていかないとなりません。
それでも鍼治療を続けていた頃に比べるとずいぶんと良くなってきています。
自分の体(筋肉)の状態がある程度は感じられる位には回復していきています。
自分で感じ取れるって事が大事です。
以前は指の巻き込みが起きても収縮している筋肉の状態を感じ取る事が出来ませんでした。
感覚が麻痺している状態ではリハビリのやりようがありません。
さてリハビリですが何をするのかと言うと単純に基礎練習をやるだけです。
連続する和音→アルペジオ→アポヤンドで連続する単音→スケール
アルペジオは全部で18パターン
毎日のルーティンワークでやります。
筋収縮のスイッチが入らない様にひたすらゆっくりと小さな音で弱いタッチでやります。
ゆっくり弾くので最初は1時間位掛っていました。
毎日毎日繰り返していると段々とスピードを上げて右手のタッチを強くしても筋収縮のスイッチが入らなくなってきます。
今は同じ内容で45分位で終わります。
少しづつですが成果は出てきています。
あと2~3年じっくりとリハビリしていけば普通に指が動く様になるのでは???などと思っています。
リハビリとは別に大きな効果が上がっている事があります。
アンドーヴァー
10月に講習会を受けた後は月に一度のレッスンを受けています。
まだレッスンは2回しか受けていませんが驚く位に指が動く様になって来ています。
基本的には関節の正しい位置と動きを覚えて姿勢と体の動かし方を矯正していくって事だと思うのですが、、、、
最初の自分の頭の重さを重心で支えられる姿勢で練習をしただけで自覚出来る位ジストニアの症状が軽減しました。
何だろう???
頭の重さを支えるために無意識に上半身が硬直してしまっていた様です。
上半身の硬直を解除する事で多少なりとも筋肉が自由に動く様になったって事だと思うのですが。。。。
そして次に習った指の動きは意識せずに指先の弦を捉える感覚を意識してギターを弾く。
弦に右指先が触れた瞬間に1~2ミリ程度弦を押してから滑らせて弦を弾く感覚のみを意識して弾く。
これが驚く程の効果がありました。
ジストニアの筋収縮が起きるスイッチが入らない。
今までは右指を正しく動かしてその先に弦があって弾く感覚だと何故か筋収縮のスイッチが入ってしまいます。
何故筋収縮のスイッチが入らないのか理由は分からないのですが、指の調子が良い時は自分がジストニア持ちである事を忘れてしまう位です。
まだまだ右指を動かす何種類かの決まったパターンでは必ずジストニアの症状が起きてしまいますが、リハビリの基礎練習とアンドーヴァーの相乗効果で徐々に症状が軽減されて来ています。
次は「めずらしく真面目にジストニアの話」の最終回です。
ジストニア対策の補助の道具のお話です。