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Channel: 腱鞘炎(ジストニア)日記
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めずらしく真面目にジストニアの話①

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また少しだけ真面目に指のトラブルの事を書いてみます。
「どうして私はギターが弾けないのか」と言うお話です。
ここで「下手だから弾けないだけ」などと言ってはいけないのです。

確かに下手かも知れない。。。否定は出来ないのですなあ。。

下手でもギターは弾けるのです。
技術が無いだけであればテンポの遅い優しい曲を弾けばよいのです。
練習して技術を上げて行けば良いのですよねえ。
「簡単な曲」も「遅い曲」も弾けないから厄介なのです。


私が指を壊した経緯は過去のブログに書いています。


珍しく真面目に腱鞘炎の話①
http://blog.goo.ne.jp/sanntyo6740/e/1e2f99d05c15b2cdd39710a9938c4571


それから「心の闇」に関してはこちら

実は私は腱鞘炎では無い!!!その⑥

http://blog.goo.ne.jp/sanntyo6740/e/a4c1d602940bb89eadf10ebc6385804a

話は現在に戻ります。


私がどうしてギターが弾けないのかを自己分析します。
私は指のトラブルの専門家では無いので他人の事は分かりませんので私自身の指のトラブルに限った話です。
ギターが弾けなくなってからは常に自己分析を繰り返しています。

最近は指の状態も少し良くなって来ているので、自己分析の結果も以前とずいぶんと変わって来ています。


私がギターを弾けない原因その①です。

ジストニアです。
人差指と薬指の巻き込みの症状です。
ギターを弾くと巻き込みが起きてギターが弾けないのです。

自分の意志と関係無く人差指と薬指を内側に動かす筋肉が痙攣するように筋収縮し、ギューと握りしめる様に指が巻き込んで来ます。
自分の意志でこの筋収縮を解く事が出来ません。
頑張っていったん脱力してみないと解けません。

原因は分かりません。
ジストニアは脳の何らかの異常と言われていますが、私にはしっくりきません。
それほど大げさなものでは無い様な気がします。
脳に刷り込まれた「間違った条件反射」の様な物ではないかと考えています。
なので脳や神経の治療をしなくても「条件反射」のスイッチが入らない様に出来ればジストニアの症状は起こらなくなるのではと考えています。


原因その②です。

指を動かす筋肉のトラブル。
使いすぎ症候群です。

指のトラブルを発症させてしまった頃は生活が不規則で体の回復力が著しく低下していました。
指を動かす筋肉の疲労が回復していない状態でギターを練習し疲労の上乗せをする毎日。
最終的に指を動かす筋肉が硬直し動かなくなる。

筋肉の硬直が直接ジストニアの原因では無いとは思いますが、筋肉が硬直している状態でギターを弾くとジストニアの症状が出やすくなり、マッサージ・電気治療等で筋肉をほぐした後はジストニアの症状が少し改善されます。


原因その③

右手に無意識に力を入れて硬直させている。

長い間ジストニアの症状を抱えながらギターを弾いてきたため、ジストニアの症状を起こすまいと無意識に力が入っています。
右手に力を入れて堅めた状態でギターを弾いているのです。
ギター教室の先生の言う「無駄な力」が入った状態です。
指の動きを制御するような力が常に入った状態でギターを弾いています。
この力を解除しない限りは指は自由に動きません。


原因の①②③はそれぞれ単独なものでなく絡み合うように同時に発生して影響しあってギターを弾くのを邪魔してくるのです。
改善するのもどれか一つだけでではダメで、全てを一緒に考えていかないとなりません。

これが意外と厄介なんですよねえ。
厄介だから発症から20年以上経っても治らないのです。

すこしづつ改善はしてきていますけどねえ。。。

とりあえず「めずらしく真面目にジストニアの話①」はここまでです。
次回はどうやってジストニアを克服していくかの計画のお話です。

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