最近投稿された某名ギターブロガーの方のブログ記事を読んで、すごく面白いなあと感心した内容があります。
クラシックギターの国による伝統的なサウンドに関して「日本には当然それがないし、イタリアにもアメリカにもない。スペイン、ドイツ、イギリス、フランスはそれがある。」との事です。
面白い!!!!
現在クラシックギターと称されている物は、全てスパニッシュギターなので、スペインの伝統的なサウンドはある(あった?)のが当たり前です。
日本は1950年代に入る前までは、ギターに関しては前世紀末のままだったので、日本固有の伝統的サウンドが無いのは仕方が無いですね。優れた製作家は沢山いますが、日本固有の伝統的サウンドは生まれていません。
アメリカもたぶん同じ様な事情でしょう。20世紀初頭のクラシックギター音楽が、まったくクラシックでは無かったりしますしねえ。
イタリアは日本やアメリカよりは進んでいたはずです。でも1930年代のイタリアンギターは19世紀ギターから派生した民族的な非スパニッシュギターです。マンドリン合奏で使われていた様な派手な蝶々の装飾のとか。優れたスパニッシュギターの製作家が現れたのは、やはり20世紀後半なのかなあ???名前も思いつかないですが、誰かいましたか?詳しい方がいらっしゃたら教えて下さい。
イタリア移民の国?アルゼンチン(ブエノスアイレス)は20世紀初頭、すでにスパニッシュギターの先進国でした。19世紀末~20世紀初頭にはタレガ系列のギタリスト達の主要な出稼ぎ先でしたし、1920年代にはガルシア、シンプリシオ、サンフェリュー等のバルセロナの名工の主要な輸出先になっていましたし、エミリオ・パスカル等が移住してギターを製作していました。ヌニェスは1920年代にはすでにシンプリシオに範を取ったギターを製作していたし、クオリティの高いトーレスの贋作も作られていたりします。アルゼンチンの伝統的なクラシックギターの音が言及されないのは、現在の製作家で代表的な人がいないから???1960年代以降はヤコピとヌニェス系列以外の製作家が思いつかない。
ドイツの事情は面白いですねえ。基本的にイタリアと同じ様に30年代は19世紀ギターの延長線上の民族的なギターが作られていたんですけどねえ。ハウザーの存在が大きいかなあ?ドイツのスパニッシュギターはハウザー1世の時代から、元々の民族的なドイツギターの音色・音質で作られていた???いまだにドイツのスパニッシュギターには、ベースにはこの音がある気がします。ドイツのスパニッシュギターは、本当の意味で伝統的なドイツサウンドを持っていますねえ。
フランスは、、、、ブーシェが偉大過ぎる!!20世紀の初頭まで19世紀ギターを作っていて、スパニッシュギターへの移行はフリアン・ゴメス・ラミレスからブーシェまで待たない訪れなかった様な気がしますが???ブーシェ系列の優れた製作家が何人もいて、みんな評価が高くて、他の製作家もブーシェの影響下にあるって事なんですかねえ???
そしてイギリスですが、、、やっぱり20世紀に入ってからも19世紀ギターが作られて弾かれていた国なんですけどねえ??確かにイギリスらしいギターの音って印象はあるんですけど、理由が分からない。ルビオの影響って訳でも無いですしねえ。ケビン・アラムもマーチン・フリーソンもクリストファー・ディーンもゲイリー・サウスウェルもルビオっぽさは無いですよねえ。ルビオだけ異質????ポール・フィッシャーも独立後は、音にルビオの影響はあまる感じないです。単にイギリス人固有の好きな音が現れているだけなんですかねえ?分からない、、、、
面白かったので、色々と妄想に近い考察をしてしまいました。
クラシックギターの国による伝統的なサウンドに関して「日本には当然それがないし、イタリアにもアメリカにもない。スペイン、ドイツ、イギリス、フランスはそれがある。」との事です。
面白い!!!!
現在クラシックギターと称されている物は、全てスパニッシュギターなので、スペインの伝統的なサウンドはある(あった?)のが当たり前です。
日本は1950年代に入る前までは、ギターに関しては前世紀末のままだったので、日本固有の伝統的サウンドが無いのは仕方が無いですね。優れた製作家は沢山いますが、日本固有の伝統的サウンドは生まれていません。
アメリカもたぶん同じ様な事情でしょう。20世紀初頭のクラシックギター音楽が、まったくクラシックでは無かったりしますしねえ。
イタリアは日本やアメリカよりは進んでいたはずです。でも1930年代のイタリアンギターは19世紀ギターから派生した民族的な非スパニッシュギターです。マンドリン合奏で使われていた様な派手な蝶々の装飾のとか。優れたスパニッシュギターの製作家が現れたのは、やはり20世紀後半なのかなあ???名前も思いつかないですが、誰かいましたか?詳しい方がいらっしゃたら教えて下さい。
イタリア移民の国?アルゼンチン(ブエノスアイレス)は20世紀初頭、すでにスパニッシュギターの先進国でした。19世紀末~20世紀初頭にはタレガ系列のギタリスト達の主要な出稼ぎ先でしたし、1920年代にはガルシア、シンプリシオ、サンフェリュー等のバルセロナの名工の主要な輸出先になっていましたし、エミリオ・パスカル等が移住してギターを製作していました。ヌニェスは1920年代にはすでにシンプリシオに範を取ったギターを製作していたし、クオリティの高いトーレスの贋作も作られていたりします。アルゼンチンの伝統的なクラシックギターの音が言及されないのは、現在の製作家で代表的な人がいないから???1960年代以降はヤコピとヌニェス系列以外の製作家が思いつかない。
ドイツの事情は面白いですねえ。基本的にイタリアと同じ様に30年代は19世紀ギターの延長線上の民族的なギターが作られていたんですけどねえ。ハウザーの存在が大きいかなあ?ドイツのスパニッシュギターはハウザー1世の時代から、元々の民族的なドイツギターの音色・音質で作られていた???いまだにドイツのスパニッシュギターには、ベースにはこの音がある気がします。ドイツのスパニッシュギターは、本当の意味で伝統的なドイツサウンドを持っていますねえ。
フランスは、、、、ブーシェが偉大過ぎる!!20世紀の初頭まで19世紀ギターを作っていて、スパニッシュギターへの移行はフリアン・ゴメス・ラミレスからブーシェまで待たない訪れなかった様な気がしますが???ブーシェ系列の優れた製作家が何人もいて、みんな評価が高くて、他の製作家もブーシェの影響下にあるって事なんですかねえ???
そしてイギリスですが、、、やっぱり20世紀に入ってからも19世紀ギターが作られて弾かれていた国なんですけどねえ??確かにイギリスらしいギターの音って印象はあるんですけど、理由が分からない。ルビオの影響って訳でも無いですしねえ。ケビン・アラムもマーチン・フリーソンもクリストファー・ディーンもゲイリー・サウスウェルもルビオっぽさは無いですよねえ。ルビオだけ異質????ポール・フィッシャーも独立後は、音にルビオの影響はあまる感じないです。単にイギリス人固有の好きな音が現れているだけなんですかねえ?分からない、、、、
面白かったので、色々と妄想に近い考察をしてしまいました。