古楽器奏者の竹内太郎さんのHPの「売りたし予告」が更新されて、フランシスコ・マヌエル・フレタの写真がアップされています。
弦長は648mmですねえ。
なんと貴重な!!!
イグシシオ・フレタ(1954)とフランシスコ・マヌエル・フレタ(1961)の弾き比べ動画もリンクされています。
竹内さんの奏法は現代のクラシックギター奏者の多くが行っている楽器にストレスを与える奏法とは対照的です。
無駄な圧力を加える様な事はせずに、指頭奏法で楽器から自然で美しい響きと心地良い音色を紡いでいます。
だからこそ、この2台の名器の個性の違いがより明確に感じられます。
1954年のイグナシオの素晴らしい音色には驚かされます。
ひたすら密度が濃くて太く重く芳醇な音です。
鳴り方は重厚ですが発音がやや遅い。
フランシスコはもっと軽やかな響きです。
より輪郭のはっきりとした透明な光の様な音。
鳴り方は低いウルフの20世紀初頭のギターの鳴り方。
シンプリシオ等の良さを残しながら、60年代当時に必要とされていた力強さやクリアな音を加えたギターです。
50~60年代のイグナシオ・フレタって当時のニューコンセプトギターだったのだろうと思います。
唯一無二な鳴り方のギターだったんでしょうね。
フランシスコ・マヌエル・フレタはより古い時代のギター、シンプリシオ等の延長線上にあるギターだと思います。
現代のギターに例えると、イグナシオはスモールマンで、フランシスコはアンドレア・タッキかなあ?
弦長は648mmですねえ。
なんと貴重な!!!
イグシシオ・フレタ(1954)とフランシスコ・マヌエル・フレタ(1961)の弾き比べ動画もリンクされています。
竹内さんの奏法は現代のクラシックギター奏者の多くが行っている楽器にストレスを与える奏法とは対照的です。
無駄な圧力を加える様な事はせずに、指頭奏法で楽器から自然で美しい響きと心地良い音色を紡いでいます。
だからこそ、この2台の名器の個性の違いがより明確に感じられます。
1954年のイグナシオの素晴らしい音色には驚かされます。
ひたすら密度が濃くて太く重く芳醇な音です。
鳴り方は重厚ですが発音がやや遅い。
フランシスコはもっと軽やかな響きです。
より輪郭のはっきりとした透明な光の様な音。
鳴り方は低いウルフの20世紀初頭のギターの鳴り方。
シンプリシオ等の良さを残しながら、60年代当時に必要とされていた力強さやクリアな音を加えたギターです。
50~60年代のイグナシオ・フレタって当時のニューコンセプトギターだったのだろうと思います。
唯一無二な鳴り方のギターだったんでしょうね。
フランシスコ・マヌエル・フレタはより古い時代のギター、シンプリシオ等の延長線上にあるギターだと思います。
現代のギターに例えると、イグナシオはスモールマンで、フランシスコはアンドレア・タッキかなあ?